検査を知ろう.jpg

マンモグラフィー検査で
乳がんを早期に発見

触診では分からない小さなしこりも見つかります

乳がんの約70%以上が早期がん
マンモグラフィーでの早期発見が重要に

news59-p6-3.jpg マンモグラフィー検査とは、乳がんの早期発見を目的に、乳房をX線撮影する検査方法のことです。視触診では発見しにくい小さなしこりや、乳がんの可能性がある石灰化を見つけられるのがメリットです。
 検査では、左右それぞれ方向を変えて2枚ずつ、計4枚撮影するのが一般的です。専用のX線装置を使い、乳房を撮影台に乗せて圧迫板で挟んで撮影します。より診断に有用な写真を撮るため、技師が直接乳房に触れ、しわができないように伸ばしたり、圧迫をします。圧迫により痛みは伴いますが、少ない放射線で鮮明な写真を得るために必要なこととご理解いただけたらと思います。また、撮影の際、自覚症状がある場合は、どんな些細なことでも構いませんので技師にお伝えください。
 なお、検査時間は更衣から撮影終了まで約15分。また、当院ではすべて女性技師が対応しています。


外科医師によるカンファレンスで
画像データを多角的に検証して判断

 当院では、かかりつけ医の診断で紹介された患者さんや、乳腺外来で疑いがある患者さんに、検査が適応されます。検査では、写真を撮影した後、データが上がってきた段階で、医師が診察で患者さんに結果を報告。その後、外科医師が週1回実施する乳腺の症例を集めたカンファレンスで最終的な判断を下します。
 乳がんの早期発見には、セルフチェックと定期的な検診が肝心です。少しでも不安をお感じの方は、ぜひマンモグラフィー検査をお受けください。


画像診断センターより.jpg

撮影室を1カ所に集約し患者の利便性を高める

news59-p6-4.jpg医療技術部放射線科
技師長 瀬口 繁信 伊藤 守
 医療技術部放射線科は、「一般撮影」、「特殊撮影」、「核医学」、「放射線治療」の4部門に大きく分かれており、7年前に「画像診断センター」を開設しました。レントゲン、CT、MR、血管撮影などの検査室をワンフロアー上に配置。これにより、画像検査を複数行う場合にも、患者さんの移動距離を短縮できるようになりました。
 また、近年では、撮影データがフィルムレスで運用され、画像は電子カルテへ瞬時に反映されます。撮影後にフィルムの仕上がりを待つ時間が省け、患者さんの利便性も以前と比べてかなり高まりました。




救命救急センターではMR検査が24時間対応

news59-p6-2.jpg 救急医療に特化した当院では、救命救急センターに放射線技師が2~3名常駐し、365日24時間体制でほとんどの検査に対応しています。なかでも脳梗塞の患者さんには、発症から4.5時間以内での血栓溶解剤「t-PA」の使用が有効であることから、早期診断がとても重要になります。この急性期脳梗塞の診断に用いられるのが、MR検査によるディフュージョン(拡散強調画像)です。当院では10年近く前からMR検査の当直をはじめており、休日夜間でもこのMR検査を迅速に行うことができます。
 なお、当院におけるCT、MR検査は、急性期の患者さんに対応するため、緊急検査を行うことが多くあります。その割合は、全体の2~3割を占めます。救命救急センターである当院では、緊急検査を優先的に実施することから、予約の患者さんにお待ちいただく場合もございます。ご迷惑をおかけしますが、あらかじめご了承いただければ幸いです。

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