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台風被害に見舞われたフィリピンで、
医療の提供・衛生環境の改善に取り組みました。

 2012年12年4日、フィリピン南東部を台風24号が直撃し、大きな被害を出しました。ICRC(赤十字国際委員会)は被災者救援事業のため、今回初めて基礎保健RD(緊急対応)チームを派遣することとしました。日本赤十字社は、ICRCからの要請を受け要員を派遣し、当院からは国際医療救援部副部長 伊藤明子看護師と、新居優喜臨床工学技士が12月21日に出発しました。
 基礎保健RDチームは複数の国の赤十字との共同チームであり、メンバーは医師、看護師、助産師、技術要員などから構成され、伊藤看護師がリーダーを務めました。現地到着から1週間、チームはミンダナオ島東部の東ダバオ州バガンガに拠点となる仮設診療所を開設し、本格的な活動を開始。診療所内の水や電気、トイレの設置など設備の整備や、外来診療、現地の医療レベルや疾病状況の把握、公衆衛生教育を行い、下痢やはしかなどの拡大防止に努め、分娩指導などの妊産期ケアや、近年重要視されているこころのケアにも取り組みました。
 3月16日には浅井由樹夫設備整備係長が、現地スタッフへの教育、資機材の引き継ぎ及び、撤収作業のため現地に2週間あまり派遣され、3月末にはフィリピン南部台風災害救援事業を終えました。

派遣状況

[1]2012年12月~2013年1月
フィリピン南部台風災害救援事業
新居 優貴(臨床工学技士)
[2]2012年12月~2013年3月
フィリピン南部台風災害救援事業
伊藤 明子(国際医療救援部副部長 兼看護副部長)
[3]2013年3月
フィリピン南部台風災害救援事業
浅井 由樹夫(設備整備係長)
2013年1月~2013年3月
北イラク戦傷外科病院支援事業
池内 智春(看護師)

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中国ではPM2.5による深刻な大気汚染が問題となっています。日本でも対岸の火事ではなく、地球規模での越境汚染へと発展しているとか。
この環境問題は、昭和の日本を彷彿とさせます。無用な領土問題や軍事衝突の議論ではなく、今こそ日本の環境技術の提供が必要ではないでしょうか?ちなみに筆者は、鼻アレルギーと格闘中です…。

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