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院長 石川 清

 昨年5月の電子カルテ導入時は、患者の皆さんには多大なご迷惑をおかけいたしました。幸い大きなトラブルもなく順調に導入が進み、現在、導入前の診療機能に回復いたしました。今後は電子カルテのメリットである、医療の質と安全、業務の標準化と効率化に一層努めていきます。
 また、昨年8月から始まった外来部門の全面改修は、今年一年佳境に入ります。改修に当たっては診療機能を低下させることなく実施したいと思っていますが、皆さまには長期間にわたってご不便をおかけしますのでご協力をよろしくお願いいたします。
 積極的に社会貢献するための取り組みとしては、多くの病院が医師不足等で問題となっているなか、地域医療を支えるため多くの病院に医師を継続して派遣しています。また、赤十字病院の使命である国際医療救援では、昨年はハイチ大地震およびハイチでのコレラ大流行に多くのスタッフを緊急派遣するとともに、アフガニスタン、フィリッピン、インドネシア、ウガンダ、タンザニアに看護師を派遣しました。
 最近、“プロボノ”と呼ばれる新しい動きがあります。これは自分の持っている職業上の知識・技術や経験を活かして社会貢献をするボランティア活動です。“プロボノ”の語源はPro Bono Publico(公共善のために)というラテン語で、2000年頃からアメリカで始まり急速な広がりを見せています。社会貢献という新たなやりがいを求めている若者の新しい動きと言えます。名古屋第二赤十字病院はへき地への医師派遣や国際医療救援以外にも、市民公開講座、健康教室などいろいろな活動を通して、積極的に社会貢献をする活動に取り組んでいきます。
 地域から期待される病院となるためには、これから先の医療情勢の変化に揺らぐことなく名古屋第二赤十字病院の歴史と伝統である救急医療、高度医療、医療連携、災害救護と国際救援、研修医・看護師教育に加えて、がん診療、周産期医療など、この地域から期待される医療、地域で担わなければならない医療を推進してまいります。良い医療を提供し社会に貢献する病院になることによって、患者さんだけでなくいろいろな人から“選ばれる病院”となるよう、職員一丸となって頑張っていきます。

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