大切な命を守るために住宅用火災警報器の設置を
~名古屋市昭和消防署から~
本格的な冬の到来とともに、火事の多い季節となりました。しかし、一人ひとりが防災意識を高めることで、火事の多くは防ぐことができます。
そこでまず、地域の皆さんにお願いしたいのが、住宅用火災警報器の設置です。名古屋市では、新築住宅は平成18年6月1日以降の建築分から、既存住宅については平成20年6月1日から設置義務が発生しています。設置はあくまで自己責任ですので罰則規定はありませんが、設置により、火事を未然に防いだ例が多く報告されています。大切な命や財産を守るためにも、一日も早い設置をお願いします。
また、名古屋市では「防災まちづくり運動」として、私たち消防局とともに、各地域でさまざまな自主防災活動に取り組んでいます。こうした活動を通じて地域の方々と知り合うことは、自主防災につながります。若い方たちも、積極的に参加をしていただきたいと思います。
消防局では、防災活動のほか、AED(自動体外式除細動器)の講習を含む救命講習も行っています。興味のある方は、各消防署におたずねください。
名古屋市昭和消防署
副署長兼総務課長
消防司令長
鷹見 康成(右)
予防課長 消防司令長
松永 吉樹(左)